
この度、あおぞら園・きらきらの施設長に就任いたしました若林秀昭です。
当施設は、平成21年(2009年)に社会福祉法人三田谷治療教育院が明石市の指定管理の委託を受けて開園いたしました。当法人は以下に挙げた創設者三田谷啓(さんだやひらく)の「治療教育」という理念に基づいた支援を実践しています。
治療教育の理念
①人権を尊重し、個性・特性を大切にすることを
支援の基本におく。
②寄り添い、よく観察し、持っているものを
引き出しつつ、生活力を向上させる。
③相談支援を重視し、人を一面からではなく
「丸ごと」とらえるように心掛ける。
④資格にはとらわれず、専門性を重視、自らも学び、
反対意見も尊重する。
⑤職員が喜んで仕事に取り組めるよう、
環境を整備する。
⑥日常生活の向上を目指し、できることを
1つでも増やせるよう助ける。
⑦地域での役割を果たす。
発達(development)とは、まだ開かれていないところを開き、見えていないところを見えるようにしていくことを語源としています。当施設では、スタッフが一人ひとりのお子様に寄り添いながら、まだ見えていない力を引き出し、地域の中で生きる力を育むよう努めます。また、前任の飯塚由美子が重視していた保護者の方やごきょうだいに寄り添う態度も同様に継承し、お子様とご家族、地域の皆様のニーズに沿った支援をしていきたいと存じます。
今後とも、当施設の運営についてご理解とご協力を頂きますようお願いいたします。
令和7年4月1日